お水の知識

お水を飲むときの適温とは?美味しく水分補給するために大切な温度

私たちにとって一番身近で手軽な水分補給と言ったら水ですよね。

毎日美肌やダイエット、健康の為にあるいはそういった目的が無くても喉が渇いたと言う理由で当たり前のように日々お水を飲まれる方も少なくないと思います。

今回はそんな毎日飲むお水をより美味しく効果的に飲むための温度についてです。

おいしい水の温度の目安

まず、おいしく飲める水の温度を見てみましょう。

軟水 7~12℃ 15~18℃
硬水 7~10℃ 12~15℃
炭酸水 年間 7~12℃

【参考】『水の健康学』(講談社+α文庫) 著者:藤田紘一郎

上記の表のように平均的に私たち日本人が美味しいと感じる温度は季節や状況によって水温を調整する必要がありますが、5~15℃だとされています。

それでは5~15℃(冷水)15~25℃(常温)60~80℃(温水)、そして50℃(白湯)に分けてそれぞれ飲む際のお水の温度の違いを見ていきましょう。

5~15℃(冷水)

この水温は先ほども記載したように平均的に私たちが美味しいと感じる温度になります。

まずはメリット、デメリットを見ていきましょう。

メリット

  • 喉が渇いている時に飲むと一番美味しく感じられる
  • 体への吸収率が高い(熱中症対策やスポーツをした後、風呂上りなど汗をかいて体内の水分が低下した時、体内に素早く水分をプラスする事が可能)
  • 便秘の時は冷たい水が胃腸を刺激してくれるので、便通が良くなり便秘に悩んでいる人も改善が期待できる(朝起きてコップ一杯の水を飲むと良い)

デメリット

  • 胃腸への負担が大きい
  • 飲み過ぎるとお腹の調子が悪くなる事がある
  • 飲み過ぎると体の体温が下がり冷えすぎてしまうため冷え性の人は注意が必要
  • あまりに冷たくしすぎると水に甘さを感じられずせっかくの美味しいという感覚が鈍る

など、上記の事が挙げられます。

また別記事でも書きましたが、ダイエットで冷たい水を飲むとありますが冷たい水は体を冷やし体温を下げるため下がった体温を元に戻そうとして代謝が良くなります。

ダイエットの為に冷たい水を飲むにはこの代謝との関係があります。

しかし、代謝を上げるためにカロリーを消費し熱を発生しているため体力は消耗してしまいます。

また冷たい水をたくさん飲んだらカロリーもたくさん消費すると考えがちですが、飲み過ぎると逆に体が冷えすぎて代謝が落ちてしまいます。

代謝が落ちると冷えて体が動きにくくなるだけでなく老廃物の排泄が悪くなり便秘に繋がり、女性の場合はPMSや生理痛がひどくなることも考えられます。

15~25℃(常温)

次は冷やさなくても温めなくても良い常温のお水についてです。

こちらもメリット・デメリットについて見ていきましょう。

メリット

  • 水の甘さを感じられる
  • 胃腸への負担が少ない(日常生活においての水分補給にオススメ)
  • 薬を飲む時も常温のお水で飲むのがオススメ
  • 朝起きて胃もたれや胸やけがする際はコップ一杯の常温のお水を飲むとスッとする(胃酸過多な傾向になる時常温の水は胃酸を薄め改善してくれる効果があると言われています。食べ過ぎやお酒の飲みすぎで胃の調子が悪い時に飲むと良い)

デメリット

  • 冷水を飲んだ時より美味しく感じない
  • 体内への吸収率が冷水に比べゆっくり
  • 体への体温を下げない分代謝が上がるというメリットが無い

60~80℃(温水)

この寒い時期に飲みたくなる温水についてです。

こちらもメリット、デメリットを見ていってみましょう。

メリット

  • 胃腸への負担はほとんど無い
  • 身体の体温が下がっている時に飲むとゆっくりと体を温めてくれる
  • リラックス効果があるため就寝前や休憩時間に飲むとリラックスできて良い

デメリット

  • 冷水、常温に比べ体内への吸収速度がゆっくり

ダイエットや健康維持には、約50℃(白湯)がベスト

それでは最後に、よくダイエットなどにも良いとされている白湯(さゆ)を飲むことによっての効果もみていきましょう。

  • 体温に一番近い温度のため、胃腸に優しく代謝がよくなりやすい。
  • 白湯を飲むと胃腸が温められ、胃腸を通し他の臓器に熱が伝導し全身の血行の巡りが良くなるので、体内に溜まった老廃物などが排せつされやすくなる(=代謝アップに繋がっている)
    →代謝がアップすると体のむくみが改善され、排尿の頻度も増え体内の循環が改善されることが見込まれる。
  • 朝起きてまずコップ一杯の白湯を飲むと代謝が上がり、身体が温められる事によって内臓機能も改善の効果が期待されるので消化作用も高くなる。
  • 特に寒い冬の朝などは体温が下がり身体が芯から冷えているため、温かい白湯を飲むことで眠っている体内機能が目覚める。

白湯の正しい作り方

  1. やかんに水を入れ、沸騰させます。
  2. 水道水を使用し、カルキや不純物を飛ばしたい場合は、蓋を取り5〜10分煮沸させます。(ミネラルウォーターではこの手順は必要ありません。)
  3. その後、人肌より少し高い温度50度前後になるまで冷まします。

白湯の理想的な飲み方

1回に飲む量はコップ1杯の200mlが目安。

それを1日4杯(約700〜800ml)飲むのが理想とされています。

白湯は体内への吸収率が良いため、あまり飲みすぎると浮腫(むくみ)の原因となります。適切な量を守りましょう。

お水の保存方法

飲むお水は冷蔵庫に入れて保存する家庭が多いと思います。

しかし冷蔵庫の温度設定は1~5℃なので、長時間入れたままだと冷えすぎてしまいます。

冷蔵庫から出して直ぐ飲むのではなく、常温に置いてから飲むようにするとより私たちの身体に適した温度の水を飲むことが出来ます。

また野菜室は冷蔵庫より少し温度設定が高く、5~7℃なので野菜室で冷やしながら保存するのも良いでしょう。

夏場であれば冷蔵庫から取り出して常温で置くと、すぐに水温が上がるので、正しく保存しつつも時間をかけずに常温のお水を飲むことが出来ます。

寒い冬などは温めて、少し高めの15~18℃だとより美味しく飲む事が出来ます。

お水の硬度別(硬水・軟水)オススメの温度

よく聞く硬水・軟水について、それぞれオススメの温度を紹介していきたいと思います。

その前に少し説明!

水1リットルあたりにカルシウムとマグネシウムが何グラム含まれているか?=「硬度」といいます。

硬度120mg未満の水・・・軟水
硬度120mg以上の水・・・硬水

☆軟水
日本人の体に最も適していて、各家庭の水道水もほとんど軟水。
普段コンビニ等でよく買われているペットボトルの水もほとんど軟水。

☆硬水
有名なのだとエビアンやコントレックスなど。
普段軟水に飲み慣れている私たち日本人には少し飲みづらく感じる事がある。(私も実際、硬水を飲んだ時は重く感じました)

お水を飲む際に自分の身体への影響を考えるのなら、硬度にもこだわると更に安心できますね。

さて、なんとなく軟水・硬水の違いが分かってきたのではないでしょうか?

それでは、それぞれの飲み方のオススメ温度です!

硬水・・12~15℃

少し冷やすと飲みやすくなります。

上記にも記載した通り、硬水には多くのマグネシウムが含まれているため冷やし過ぎると逆に苦みが出てきて飲みづらく感じます。

軟水・・15~18℃

少し冷やすと飲みやすくなります。

軟水は普段私たちが飲んでいる水と同じなので常温が飲みやすいと言えるでしょう。

ミネラル分が少ないので水本来の美味しさを楽しむには常温が一番適していると言えるでしょう。

まとめ

上記で説明してきた通り、お水は飲む温度によって身体への吸収率や体質改善にも影響してくる事が分かってきたと思います。

こまめに毎日水を飲んでいるのに体調が悪くなかなか体質が改善されないという時は、水の温度を少し改善するだけで体温調節の役に立ちその結果体内への水分吸収率も上がり、体調が改善され健康に嬉しい作用をもたらすことが期待できます。

夏の暑い時には冷水、薬を飲む際や普段の水分補給には常温、冬の寒い朝や身体が冷えている時には温水と今後はお水の種類だけでなく飲む温度にも是非気にして飲んでみてください!

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