お水の選び方

pHとは?

ステップ③:pHとは?

お水選びの際、硬度と同じくらいよく目にする「pH(ピーエイチ/ペーハー)」という言葉。これはいったい何なんでしょう?

皆さんは学生の時、理科の実験でリトマス試験紙を使った経験はありますか?
水溶液に浸して色の変化を見て、「酸性」か「アルカリ性」か、または「中性」かを調べることができるものです。

この水溶液の性質をわかりやすく数字で表したものが「pH値」で、数字が低ければ酸性、高ければアルカリ性になります。

実はミネラルウォーターにも酸性・中性・アルカリ性とがあるのですが、飲用の目的によって適切なpH値は異なってきます。

今回はミネラルウォーターのpH値について解説していきます!
 

pH値について

pH値は、1~14までの数値で表されます。

pH7が中性で、これよりも数字が低ければ低いほど酸性が強くなり、逆に高ければ高いほどアルカリ性が強くなっていきます。

pH値の表と、飲用可能なお水のpH値の範囲

pH 液性
0〜3.0未満 酸性
3.0以上〜6.0未満 弱酸性
6.0以上〜8.0以下 中性
8.0超過〜11.0以下 弱アルカリ性
11.0超過〜14 アルカリ性

厚生労働省の水質基準では水道水はpH値がpH5.8~8.6(弱酸性~弱アルカリ性)の範囲内に収まるよう義務づけられています。

また、pH9〜10のお水(アルカリイオン水と言う)には健康効果があると病院などでも推奨されているので、こちらも飲用することが可能です。

以上のことから、基本的にはpH値が5〜10の間に収まっているミネラルウォーターであれば、飲用しても問題はありません。

しかし、この基準から外れるものは酸性もアルカリ性も強すぎるため、人体に害を与える場合があります。

たとえば、強酸性の塩酸や硫酸、強アルカリ性の水酸化ナトリウムは、皮膚にかかっただけで火傷のように炎症してしまいますよね。
間違っても範囲外のpH値の水溶液は飲まないようにしましょう!(なかなかそんなことないですけどね…笑)
 

暮らしの中のいろいろなpH値

さて、ここまでpHの数値について解説してきましたが、数字だけの話をされてもイマイチぱっとしないですよね…。
参考までに、私たちが普段口にする食品や生活用品などのpH値を下図にまとめてみました。

身近な食品・飲料、生活用品などのpH一覧

これでpHの数値のイメージが付きやすくなったでしょうか…?

基本的に「すっぱい」と感じる食品や飲料は酸性の場合が多いのですが、意外にも炭酸飲料や調味料、お酒などもpH値が低く、酸性であることがわかります。

対して、アルカリ性が強いものは口に入れると苦みを感じるため、pH10を超えるような食品はほとんどありません。

このことから、私たちが普段口にしている食品や飲料には、酸性のものが多いことがわかりますね。
 

飲用に最適のpH値は?

では、結局ミネラルウォーターとして最適なpHっていくつなんでしょうか?

基本的には、飲料水は中性(pH7)に近いお水であれば問題ないのですが、より体に健康的な働きかけを行ってくれるのは、pH7以上〜10未満のアルカリ性寄りのミネラルウォーターです!

というのも、私たち人間の体内は弱アルカリ性(pH7.4前後)に保たれているので、体液に近いpH7~8のお水は他のお水よりも水分の吸収率が高いとされているからなんです。

水分の吸収率が上がると体内循環が促され、便秘解消や新陳代謝がアップし体質の改善に役立ちます。

水分補給が主な目的である方には、pH7〜8の弱アルカリ性のミネラルウォーターをオススメします!

アルカリイオン水は体と同じ弱アルカリ性

また、pH9〜10のアルカリ度が高めのお水(アルカリイオン水)には、抗酸化作用があると言われています。

現代人の食生活は酸性の食品が多いために、体内も酸性の方へ偏りがちです。
体が酸性に偏ることを「酸化」と言い、食生活以外でもストレスや疲れから体が酸化していってしまいます。

体が酸化すると体調が優れなくなり、そのまま放置しておくと病気や老化を促進させる原因となってしまうこともあるんです。

そんな酸性に傾いてしまった体を弱アルカリ性へと補正する手助けになるのが、アルカリイオン水なのです。

そのため、食生活が乱れがち&毎日忙しい方には、pH9〜10のミネラルウォーターをオススメします!

酸性に傾くと体が不調に…。弱アルカリ性に保って毎日元気!

ちなみに、pH6前後の弱酸性のお水は、飲んでも特に人体に影響はなく、体内のpH値が変わるということもありません。
 

まとめ

ミネラルウォーターには「酸性」「中性」「アルカリ性」があって、それを数値化したものがpHである、ということがわかっていただけましたでしょうか…?

pHでミネラルウォーターを選ぶ時は、

  • 水分補給が主な目的である方…pH7〜8の弱アルカリ性のミネラルウォーター
  • 食生活が乱れがち&毎日忙しい方…pH9〜10のアルカリイオン水のミネラルウォーター

と覚えておけば間違いありませんよ!

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