お水の選び方

硬度ってなに?

ステップ②:硬度ってなに?

お水選びの時によく目にする「硬度」という言葉。
市販されているミネラルウォーターは、硬度の数値によって「軟水」と「硬水」の2種類に分類されます。

基本的には日本人には軟水が適しているとされることが多いですが、この2つの水にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
今回は、知っているようで知らない硬度のお話です!
 

軟水と硬水の違いってなんだ?

軟水と硬水の違いは、ミネラルウォーターの「硬度」の数値によって決まります。

硬度とは、水1Lあたりに含まれるカルシウムとマグネシウムの含有量のことです。
この数値が少ないお水が「軟水」、高いお水が「硬水」と呼ばれます。

軟水と硬水の基準は国ごとに違いがありますが、一般的に下記のように定められています。
 

WHO(世界保健機構)の硬度の分類

分類 硬度(mg/L)
軟水 60mg/L 未満
中程度の硬水 60~120mg/L
硬水 120~180mg/L
非常な硬水 180mg/L 以上

日本での一般的な硬度の分類

分類 硬度(mg/L)
軟水 100mg/L 未満
硬水 100mg/L 以上

※軟水(硬度:100mg/L 未満)、中硬水(硬度:100~300mg/L)、硬水(硬度:300mg/L 以上)と分類される場合もあります。

普段、私たちが飲んでいる日本の水道水や国産のミネラルウォーターはほとんどが軟水なので、日本人には硬度が低いミネラルウォーターの方が体に合っていると言われています。

ちなみに、日本の水道水の硬度は地域によって差はありますが、25〜85mg/L(全国平均約51mg/L)ほどです。
 

知っていると通ぶれる?硬度の計算方法

これは余談かもしれませんが…、豆知識として硬度の計算方法をさっくりとご紹介いたします!
硬度の計算方法も国によって違いがありますが、日本やアメリカでは下記の計算方法が広く使用されています。

硬度 =(カルシウム量 [mg/l] × 2.5)+(マグネシウム量 [mg/l] × 4.1)

上の式をわざわざ覚えなくてもお水選びに困ったりはしませんが、ミネラルウォーターの成分を見て、自分で硬度を算出できたりしたらかっこいい…かも?(笑)
 

軟水と硬水のメリット・デメリット

ミネラルウォーター選びでいろいろな商品のサイトを見ていると、「軟水だからおいしい!」とか「硬水でダイエット効果!」とか、さまざまなアピールポイントが書かれていますよね。

ここで、軟水と硬水のメリットとデメリットを、簡単にまとめてみました。

軟水 硬水
軟水のミネラルウォーターの一例
国産のミネラルウォーターに多い
硬水のミネラルウォーターの一例
ヨーロッパのミネラルウォーターに多い
メリット
まろやかで飲みやすい 便秘解消の効果がある
胃腸・肌・髪に優しい ミネラル成分を豊富に摂取できる
赤ちゃんやペットも安心して飲める 代謝アップでダイエットのサポートに
繊細な料理やお茶などの味を引き立てる 煮込むことでお肉のアクや臭みを消せる
デメリット
硬水と比べるとミネラルが少なめ 独特の風味があって飲みづらい
お腹が緩くなりやすい
度が過ぎる軟水(≒純水)は体内の栄養素を奪ってしまう 赤ちゃんやペットには負担が大きい
繊細な料理の風味を邪魔してしまう

※硬度の数値が極端に低いミネラルウォーターの場合、体内に元からある大切なミネラルや栄養素をお水に奪われ、おしっことして排出されてしまいます。硬度が1桁台のお水は避けたほうが無難です。

こうしてメリット・デメリットをまとめてみると、硬水にはダイエットなどの魅力的な効果がある反面、お腹を下しやすいなど、デメリットも多いことがわかります。
対して軟水は、硬度が低すぎるお水にさえ気をつけていればメリットしか存在せず、大きなデメリットはありません。

そのため、軟水か硬水かで迷っている場合は、基本的に軟水を選ぶことをオススメします!

ただ、美容・ダイエットの目的で硬水の飲用を考えている場合は、1回にコップ1杯分(約200ml)を1日数回に分けて、少しずつ摂取していけばOKです。
体の調子を見ながら少しずつ量と回数を増やして、体を慣らしていけば問題ありませんよ!
 

まとめ

ミネラルウォーターは硬度の違いによって軟水と硬水に分類され、それぞれにメリットとデメリットがあることがわかりました。

ご家族全員の健康を考えてミネラルウォーターの購入を検討されている場合は、赤ちゃんからご高齢の方まで安心して飲むことができる軟水がオススメです。

しかし、硬水には代謝アップや便秘の解消など、ダイエットに繋がる効果が多いことも事実です。
硬水を選択される場合はデメリットをちゃんと理解した上で、正しい飲み方すれば健康的な体づくりのサポートになりますよ。

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